作業台製作は天板が来るまで一休みです。

今回は木ネジの選び方について少しお話しをします。
私も最初はそうでしたが、ネジの長さ、太さはどうやって決めるかさっぱり分かりませんでした。
なので、私が調べて分かったことを参考までに記載いたします。

1.木ネジの長さ


長さは意外と単純です。締めつけたい板の2~3倍程度が目安だそうです。
例えば締めつける板が10mmの場合はネジの長さは20~30mmです。 
(相手が小口の場合は長めにするといいそうです)
ネジ2

2.木ネジの径


木ネジの径は板厚の1/3以下が目安です。それ以上だと下穴をあけない限り木が割れる恐れがあります。
太ければ太いほど強度がありますので迷ったら太めにしておけばいいと思います。
ただ、木ネジの長さを決めると必然的に木ネジの径も限られてきます。
ネジ1

3.下穴径


木ネジをそのまま木に打ち込むと木材の硬さ、材料の厚みによっては木が割れる恐れがあります。
なので、基本的には下穴をあけておけば間違いはないです。

下穴径はネジ径の70%を目安にあけます。(メーカ(八幡ネジ)のネジにそのように記載してありました)
径4mmのネジならば、φ2.8mmの穴をあけるといった所です。
ネジ5
注意:
(あくまでも目安です。強度的に不安な場合は下穴径を50%にしたり、はたまた下穴あけなくても
いいと思います。逆に木割れが心配な場合は少し大きめの下穴径をあけてもいいと思います。
あくまでも私の経験ですが、下穴径は70%を超える穴であけるとネジが空回りし効かなくなってしまった
事があるので、下穴径を大きくする時は注意が必要です。)

ただ、ネジの径の度に下穴径を変更するのはドリルの種類もいるので、私の場合は概ね
φ2mmとφ3mmのドリルを使っています。
上記の例でいえば、φ2.8mmであけたいけど、そんなドリルは持っていないというときは
小数点を切り捨て、φ2.0mmのドリルで穴をあけます。

4.下穴深さ


下穴深さは材料にかかる木ネジの50~70%ぐらいです。
ここも、木材の硬さによって深さは変わります。柔らかめなら下穴深さは浅くしたり
逆に固ければ深めにしたりとこの辺りは経験ではないでしょうか?
(とはいえ、そこまで神経質にならなくても結構何とかなります)
ネジ3
もう1つ注意なのが締めつけたい板の下穴です。
締めつけたい板に下穴をあけないと、固定されないことがあります。
締めつけたい板はネジと相手の材料でサンドイッチするため固定されますが
締めつけたい板に下穴をあけないと上に持ち上げられてしまうため固定が不十分です。
試しに、ボルトとナット2個を使って体感すると分かると思います。。
ボルトにナットを2個入れ、2個のナットを掴みボルトを回していくと、ボルトの頭が最初のナットに
当たったところでそれ以上進んでいかないことが分かると思います。
イメージとしてはそんな感じです。
ネジ4
対策として、

(1)締めつけたい板に、ネジ径と同等か少し大きめの穴をあける

(2)締めつけたい板が浮きあがらないように押さえる

(3)半ネジの木ネジを使用するです


ネジ6

(1)が一番分かりやすいですね。
先ほどのボルトの例で言うならば、ナット1個をワッシャに置き換える感じです。
これなら、ワッシャはボルトとナットにサンドイッチされしっかり固定されます。

(2)は単純に材料が浮きあがらないように押さえます。
先ほどの理屈でいえば、固定は弱いと思いますが、世のDIYは下穴をあけずに
打つことは多々あるので固定には十分なんだとと思います。


(3)これは(1)と同じ理屈です。
ボルトでいうならば、ボルトの首下のネジ部をやすりで削ったようなものです。
そこは、ナットを入れても空回りするのでしっかりと固定されます。
(首下を削り過ぎると2個とも空回りするのでそれは駄目です)


5.例外

今まで説明したことで全てがいけるかというとそうではありません。
この説明を鵜呑みにしてネジの長さを決めると貫通してしまうことがあると思います。
そういった時はネジの長さを短くし

(1)ネジの本数を増やす

(2)接着剤を使う

(3)ダボ・ほぞを併用する

といったことをするとよいでしょう。


例外のない規則はないと思ったこの頃です。