蒸し暑さが続くこの頃ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は削る工具『カンナ』を紹介します。

カンナ

削る工具と言ったらまずはこれ。
ある程度木工をやり始めると、木の直角が出ていなかったり平面が出ていなかったりして
うまく組めないことがあったかと思います。私も現在進行形でそうです。
そういった時に活躍するのがカンナになります。
 

和カンナ


日本の誇る伝統的なカンナです。
種類も用途に合わせてたくさんありますが、私が購入したの少し小さい
『小カンナ』と呼ばれるものです。購入した当時は綺麗に薄い木屑が出て
木工のレベルが上がったと思いましたが、そんなに簡単ではありませんでした。
和カンナ

カンナ刃の研ぎが大変

当然何度も削っていると刃が摩耗し、切れなくなります。
その時は、 砥石で刃を研ぎますがこれが思いのほか難しいです。
角度を一定に保ち、ひたすら研ぐのですが結構疲れます。
とは言え、そこそこ数をこなせばそれなりには研げるようになります。

裏打ちと裏押しが必要

カンナ刃を研いでいると刃が無くなる裏切れという状態になります。
そうなったら、「裏落ち」と「裏押し」をする必要がありますが
熟練のテクニックが必要で私には無理です。
しかし、最近は替え刃式のカンナが売られているのでこれを使用すれば
熟練のテクニックを必要としません。

台直しが難しい

カンナはカンナ台とカンナ刃で構成されています。
カンナ台はそれなりに硬い木を使用されていますがそれでも摩耗します。
摩耗したら、カンナ台をあるべき姿に調整します。これを台直しといいます。
台直しはカンナ台を平面にするだけと思っていましたがそうではありません。
刃の部分と前と後ろが平面が出ており、その他はわずかに凹んでいます。
また、この凹み量によって「荒仕工」「中仕工」「上仕工」といった呼び方をし
仕上げる目的によって調整します。
さらに、カンナ台を専用に削るカンナも別途必要となります。
私はこの事実をしって、完璧に心が折れました。
ノンビリと木工を楽しみたいアマチュアにはハードルが高すぎます。
そんな時に見つけたのが西洋カンナです。

西洋カンナ

西洋カンナは『押して削る』という特徴があります。また、西洋カンナはメカニックな構造をしており
下記の調整機構が付いています。
①刃口の調整機構
②刃の出し量の調整機構
③刃の傾き調整機構
これらのお陰で熟練の技が無くても容易に調整が可能です。
さらに、上記で説明したような和カンナのデメリットがないとうのも特徴です。
こんないいこと尽くしなら買うっきゃないということで、西洋カンナを購入してみました。

お値段が高い

和カンナは1万円ぐらいで買えましたが今回購入したのは『Veritas #4 スムーズプレーン』という
一般的な西洋カンナですが¥36,720円とちょっと高かったです。もちろん、ピンキリなのですが
それでも全体的に高いように思えます。
品名:Veritas #4 スムーズプレーン
品番:T_2067
購入先:オフ・コーポレイション
URL:http://www.off.co.jp/item/T_2067.html
西洋カンナ

スピードがない

まだ、慣れないせいか調整に時間がかかり直ぐに使うことが出来ませんでした。
和カンナならハンマーでコンコン調整すれば直ぐに削れたのに西洋カンナでは削れないもどかしさは
デメリットに感じました。
ただし、時間を掛ければ確実に調整は出来るので一長一短ではあります。

西洋カンナの情報が少ない

ネットでは和カンナについてはいたるところに情報がありますが
西洋カンナについては限られており書籍も1冊しか見たことがありません。
参考URL:http://www.tools.gr.jp/webshop/westernplane/westernplane.html
参考書籍:杉田式ノコギリ木工のすべて


ここまで、語っておいて何なのですがカンナの役目は
・平面を出す
・直角を出す
だと素人の私は思っています。だったら、手押しがんなと自動カンナがあればいいのではと思うのですが
実際はどうなんでしょうかね。。

今回はカンナのみの紹介となりました。
こつこつと他の工具も紹介したいと思います。

夏の暑さで思うように木工が進まないこの頃です。。