集塵機を購入したので専用の台車を作ろうとしたのですが
設計上大きな円のくり貫きが必要となりました。
しかし、大きな円を切る道具がありません。
いろいろネットで調べるとトリマーをコンパスのように動かし
大きな円をくり貫いているのを見つけました。
これなら自分でも出来そうだったので早速作ってみます。

私の持っているトリマーは
マキタの『3707FC 』というトリマーで都合よく4隅に穴があったので
これを利用し治具を取り付けます。


(1)シナ合板 345×90×5.5mm (いつも通りホームセンタでカット)
(2)皿ネジ M4×15mm
(3)ナット M4 (写真では蝶ボルトが写っていますが使用できなかったです)
(4) バネ座金 M4
(5)ワッシャー M4
材料でシナ合板かラワン合板かで迷いましたが滑りがよさそうなシナ合板にしました。
余談:ベニヤと合板を同じ意味と思っていましたが、ベニヤは薄い板のことを言うそうで
ベニヤを何枚も積層したのを合板というそうです。なので、これからは名称を
合板に統一します。

ついでに、ビットの中心位置も印を付けます。

印を付けた所にφ4.5mmの穴を4箇所あけます。

4箇所あけた穴に面取りビットで皿ネジの頭の逃がしを作ります。


次にビットの逃がしのところにも穴をあけます。
穴の大きさは、使用したいビット以上の穴をあけてください。
私はφ6mmのストレートビットを使用するつもりなので、余裕を見てφ12mmの穴をあけました。


この時にネジの頭が飛び出ていないことを確認します。
飛び出ていると、サークルカット治具使用時に材料に引っかかる恐れがあります。
もし、飛び出ていたら面取りビットで調整しましょう。
私は削りすぎてしまい、危うく貫通するところでした。。

トリマーの穴にネジを通したら、ワッシャー、バネ座金、蝶ナットを取り付けて組立ては完成です。

と、思いきや蝶ボルトがカバーと干渉してしまいました・・・

蝶ナットはあきらめ、普通のナットで固定して完成です。
ナットの予備がなかったので対角だけで止めてみましたが十分固定されています。

治具としては単純ですが、次回はこの治具を使用して大きな円をくり貫いてみます。

正月休みがあと1日しかないと思うと憂鬱なこの頃です。

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設計上大きな円のくり貫きが必要となりました。
しかし、大きな円を切る道具がありません。
いろいろネットで調べるとトリマーをコンパスのように動かし
大きな円をくり貫いているのを見つけました。
これなら自分でも出来そうだったので早速作ってみます。
1.図面

私の持っているトリマーは
マキタの『3707FC 』というトリマーで都合よく4隅に穴があったので
これを利用し治具を取り付けます。

2.材料の調達

(1)シナ合板 345×90×5.5mm (いつも通りホームセンタでカット)
(2)皿ネジ M4×15mm
(3)ナット M4 (写真では蝶ボルトが写っていますが使用できなかったです)
(4) バネ座金 M4
(5)ワッシャー M4
材料でシナ合板かラワン合板かで迷いましたが滑りがよさそうなシナ合板にしました。
余談:ベニヤと合板を同じ意味と思っていましたが、ベニヤは薄い板のことを言うそうで
ベニヤを何枚も積層したのを合板というそうです。なので、これからは名称を
合板に統一します。
3.加工
合板にトリマーを乗せて、その穴から穴をあける位置に印を付けます。
ついでに、ビットの中心位置も印を付けます。

印を付けた所にφ4.5mmの穴を4箇所あけます。

4箇所あけた穴に面取りビットで皿ネジの頭の逃がしを作ります。


次にビットの逃がしのところにも穴をあけます。
穴の大きさは、使用したいビット以上の穴をあけてください。
私はφ6mmのストレートビットを使用するつもりなので、余裕を見てφ12mmの穴をあけました。

4.組立て
合板に、皿ネジを取り付けます。
この時にネジの頭が飛び出ていないことを確認します。
飛び出ていると、サークルカット治具使用時に材料に引っかかる恐れがあります。
もし、飛び出ていたら面取りビットで調整しましょう。
私は削りすぎてしまい、危うく貫通するところでした。。

トリマーの穴にネジを通したら、ワッシャー、バネ座金、蝶ナットを取り付けて組立ては完成です。

と、思いきや蝶ボルトがカバーと干渉してしまいました・・・

蝶ナットはあきらめ、普通のナットで固定して完成です。
ナットの予備がなかったので対角だけで止めてみましたが十分固定されています。

治具としては単純ですが、次回はこの治具を使用して大きな円をくり貫いてみます。

正月休みがあと1日しかないと思うと憂鬱なこの頃です。

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